オオマツヨイグサ


オオマツヨイグサです。よく月見草と間違えられるのですが、本当の月見草は同じマツヨイグサの仲間ですが別にあり、白い花を咲かせます。
「富士には月見草がよく似合う」と太宰治が「富獄百景」に書いたのはこのオオマツヨイグサだといわれているようです。
以前は良く見かける花だという印象があったのですが、最近はあまり見かけないように思います。
大繁殖して問題になったセイタカアワダチソウと同様に、オオマツヨイグサの帰化植物ですが、帰化植物の場合、一時期大繁殖してもその後少なくなってしまうことがあるのかも知れません。そういえばセイタカアワダチソウも以前ほどは見かけません。

ローリー・リン・ドラモンドの「あなたに不利な証拠として」です。原題は『Anything You Say Can and Will Be Used Against You』という、アメリカで法執行官が被疑者を逮捕する際、被疑者に通告することが義務付けられている「ミランダ警告」という条文の一節です。作者はかつて実際にルイジアナ州バトンルージュ市警に勤務した元警察官であり、五人の女性警察官を主人公に据え、日常と呼ぶにはあまりにも過酷な、彼女たちの警察官としての日々を、内省的に、しかし冷徹に綴った連作短編集です。MWA(アメリカ探偵作家クラブ)賞最優秀短篇賞を受賞し、2007年度の「このミス」の海外部門で1位となった作品ですが、ミステリーとしてだけでなく、普通小説として優れた作品と感じました。

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