冬空の晴れた日に鮮やかな赤い実が映えています。何の実でしょうか。イヌツゲかなと思いましたが、イヌツゲなら普通は黒い実をつけますし、いろいろ調べてみましたが良くわかりません。でも「アカミノイヌツゲ」というのもあるらしいので、イヌツゲということにしておきましょう。
12月ももう半ば過ぎ、明日はクリスマスイブです。街中はクリスマスツリーやらイルミネーションやらで華やかですが、一方でこのところの景気の落ち込みで職を失う派遣の人たちのことを考えると、何とかできないものかと思うこの頃です。分けのわからない定額給付金をばら撒くより、もっと有効に使って欲しいものだと思います。
ジェフリーディーバーの「十二番目のカード」を読みました。意なじみのリンカーン・ライム・シリーズの第6作目になります。120年前の奴隷解放に絡む殺人事件に絡んで、相変わらずのどんでん返しの連続とスピード感でぐいぐい引っ張っていくところはさすがです。合衆国憲法と憲法修正条項の問題などミステリの謎解きとは別な部分で興味深く面白く読めましたが、事件の動機の設定についてはちょっと無理な飛躍があるような感じもしました。