立葵

resize0001.jpg立葵(たちあおい」)です。
「葵」というと京都で毎年5月15日に行われる葵祭りの「葵」や江戸徳川家の紋所の「葵」の御紋が思い出されますが、そちらの「葵」はこの立葵ではなく双葉葵という全く別な種類の植物です。
立葵のほうは別名「梅雨葵」とも呼ばれるようで、ちょうど梅雨のいまどき紫陽花とともによく見かける花です。
maria_creuza
今日は休暇をとりのんびりとしています。そこで随分と懐かしいレコードを引っ張り出して聴いています。マリア・クレウーザの「リオの黒バラ」です。
たぶんご存知の方はそれほどは多くないと思いますが、70年代後半から80年代に 日本でも大きく紹介されて大活躍していたブラジルの歌手です。
ブラジルの音楽といえば世界的にサンバやボサ・ノヴァが知られていますが、マリア・クレウーザはもちろんサンバ、ボサ・ノヴァも歌うのですが、それよりもカンソンの歌い手としてすばらしいボーカルを聞かせてくれます。
カンソンというのはいってみればシャンソンのラテン版とでも言えそうな、語りに近いしっとりとした感じの歌です。マリア・クレウーザ自身は今でも活躍をしているようでインターネットで最近の話題が乗っていました。