クレマチス


クレマチスです。和名では「鉄線」と呼びますが、つるが細くて丈夫で針金のようであることからきているようです。花びらが8枚のものは「風車」とも呼ぶようです。修景用のつる植物として人気があり、「蔓性植物の女王」と呼ばれるほどで、バラと組み合わせてオベリスクやアーチに絡めたり、ワイヤーで誘引し壁面を這わせる仕立て方が人気でイングリッシュガーデンの主役を飾っています。

映画は「ゴッドファーザー」です。フランシス・F・コッポラ監督の出世作にして超ヒット作です。マーロン・ブランドの無表情のようでありながら存在感のある表情と独特のしゃべり方でその威圧感は圧倒です。一方若きアル・パチーノがファミリーを守るためにボスを継ぎマフィアの世界の非情さを次第に身につけていく姿を見事に演じています。

矢車菊


矢車菊です。ヨーロッパ原産でヨーロッパ東南部や西アジアの麦畑の中に咲いていたことから、英名は「コーンフラワー」というそうです。ドイツの国花でもあります。日本名は鯉のぼりの柱の先につける矢車に似ていることから「矢車菊」の名前になりました。 矢車草とも呼びますが、本来の矢車草はユキノシタ科のまったく別な草花です。

映画は「戦場に掛ける橋」です。第二次大戦中、タイとビルマをつなぐ泰緬鉄道のクワイ側に掛かる鉄道橋を日本軍の捕虜となった英米人を使って建設するという史実を基に、戦争の悲惨さ、無意味さを表現した作品です。

スイカズラ


スイカズラです。漢字では吸葛と書くようですが、「水を吸う葛」の意から「吸葛」、あるいは昔は花の奥の方にある蜜(みつ)を子どもが吸って遊んだことから「吸葛」となったとの説もあります。花の色が白から黄に変化していくことから中国では「金銀花」と呼ばれるそうです。別名、ニンドウ(忍冬)とも呼ばれ、冬場を耐え忍ぶ事からこの名がつきました。

映画は「大脱走」です。何度かTVでは見ているのですが、やはりスクリーンでは迫力が違います。S・マックィーンをはじめ、J・ガーナー、R・アッテンボロー、J・コバーン、C・ブロンソン、そしてD・マッカラムなど個性豊かなキャストも魅力的で、見せ場も盛り沢山です。実際にドイツ軍の捕虜となった英空軍のパイロットの脱走記録を元に映画化したそうですが、殆どが実際にあったことだそうです。あのような状況で、たぶん日本人ならあんな計画的な脱走計画なんて立てて実行するなんてことは出来ないのではないかと思いました。