「げんのしょうこ」です。いわずとしれた胃腸薬、下痢止めの薬となる薬草です。
漢字で書くとそのまんま「現の証拠」なのですね。でも花はなかなか可憐でかわいい花です。
花言葉は「こころの強さ・憂いを忘れて」だそうです。
紅色花のほか白色花のものもあります。

レイ・ブラッドベリ(Ray Bradbury)の「メランコリの妙薬(A Medicine for Melancholy)」です。ブラッドベリは1920年生まれですから、今年で88歳になるわけですが、相変わらず元気に作品を発表しています。
この作品は比較的初期の作品で短編集です。早川書房から出た「異色作家短編集」のシリーズ中の1作です。
ブラッドベリという作家はほんとに若々しく、みずみずしい文章で翻訳でもその雰囲気は感じられますが、原文で読めたらもっといいのでしょうね。残念ながら英語の苦手な私には無理ですが。