山萩(やまはぎ)です。秋の七草にひとつ、「ハギ」は通常この山萩のことです。今日は秋分の日、彼岸の中日です。
今年の夏は雨や雷に日が多く、猛暑といった感じはなかったものの、毎日蒸し暑い日が続いていましたが、ようやく少しずつ秋の気配が感じられるようになってきました。
来年の明治大学父母会の研修会の会場として使わせてもらう予定の浦安のシェラトン・グランデ・トーキョーベイ・ホテルへ先日下見に行ってきましたが、ホテルの庭園には早くも赤とんぼが沢山舞っていました。
須賀敦子さんの全集の第4巻と第5巻です。第4巻は少女時代から大学時代にかけて読んだ本とその本にまつわるエピソードを描いた「遠い朝の本たち」を中心にした本にまつわるエッセイが集められています。本に対して真摯に向き合ってきた須賀さん姿が思い浮かびます。
一方第5巻は須賀さんが愛したイタリアの詩人たちの詩集の訳詩が収められています。私には残念ながらあまり詩を感じるセンスがなく、よくわからないのですが、それでもウンベルト・サバに対する彼女の思いなどが伝わってきました。
月別アーカイブ: 2008年9月
能舞台コンサート
昨日(9/14)中山法華経寺で「能舞台ジャズ&クラシックコンサート」にいってきました。9/13に行われた「薪能」のために設置された舞台・観客設備を1日で取り壊すのはもったいないと、翌日にその「薪能」の舞台と観客設備を使って企画された無料コンサートでした。
出演はクラシックからポップスまで幅広いピアニストの「稲本 響」+ボイスパーカッショニストの「MAL」とJAZZピアニスト「アキコ・グレース」のピアノトリオです。
どちらも素晴らしいパフォーマンスで特に「MAL」はマイク1本で様々なボイス効果サウンドで驚かせてくれました。

「アキコ・グレース」もさすがに現在のJAZZピアニストのトップの一人として、迫力のある演奏を聴かせてくれましたが、何曲目かの演奏の終わりでちょうど最後のトーンと同時にお寺の鐘の音(ちょうど6時でした)が重なり、その偶然に一瞬シーンとなった後、大拍手となりました。
最後のアンコールでは「稲本 響」と「アキコ・グレース」のピアノ連弾に他のメンバーもすべて参加して、最高潮の盛り上がりでした。
上の写真はファーストリーダーアルバム「From NewYork」のジャケット写真です。