紅花

dscf04390001.jpg紅花です。末摘花(すえつむはな)とも呼ばれ、古くから紅花染めの染料や生薬として使われています。
またその実からはサフラワー油がとれます。
紅花染めは藍染めほどではないものの、手間のかかる工程を経て染められ、柔らかさと深みがあり、遠くからでもくっきり見える不思議な輝きとなります。

T・ジェファーソン・パーカーの「サイレント・ジョー」を読みました。silent_joe.jpg
アメリカ探偵作家クラブ賞(MWA賞)を受賞した作品です。ミステリーではありますが、一般小説としてもなかなか読み応えのある作品だと思います。
主人公は生後9か月で実の父親に硫酸をかけられ顔に大きな傷が残り、物静かなためサイレント・ジョーと呼ばれる青年ですが、それにしても日本でも最近幼児虐待がニュースになることが多くなりましたが、アメリカ社会では本当に深刻な問題となっているようで題材として取り上げる小説が多いですね。

梔子

dscf03030001.jpg梔子(クチナシ)です。もうそろそろ花も終わりに近い時期です。
とても香りの強い花ですね。その実は正月にきんとんをつくるときの色付けに使われます。

梔子と言うとJAZZシンガーのビリー・ホリディを思い出します。
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梔子の花が大好きで髪飾りとして挿している姿がレコードジャケットによく載っていました。
ビリー・ホリディを初めてを聴いたとき、「Lady Sings The Blues」の最初のワンフレーズでゾクゾクとするような感覚を感じたことを覚えています。

オカトラノオ

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オカトラノオです。白い穂が虎の尾にたとえられたのでしょうか。
英語ではGooseneckつまりガチョウ(or 雁)の首という名が付いているそうです。
一昨日は

明治大学千葉西部地区父母会の総会でした。役員皆さんの協力で無事に終了できました。
昨日、今日で父母会のホームページに写真やら総会資料やらを掲載するのにちょっと大変でしたがようやく一段落です。
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今日は仕事のほうは休養で休みです。この間から読んでいるエリック・ホッファーの本「魂の錬金術 エリック・ホッファー全アフォリズム」がなかなか読み終わりません。今日はゆっくりと読んでみましょう。

もじずり

dscf03180004.jpgもじずりです。
ネジバナが正式名のようですが、もじずりのほうがこの花のゆかしさに合っているように思います。
百人一首にも取られている「みちのくの しのぶもぢずり 誰ゆゑに 乱れそめにし われならなくに」で知られている「もぢずり」がこの花のこととよく勘違いされるようです。
歌に読まれている「もぢずり」は忍草の葉を布帛に摺りつけて、もじれ乱れたような模様を染め出したもの。また、ねじれ 乱れたような模様のある石に布をあてて摺りこんで染めものともいい、。古来、陸奥国(福島県)信夫郡から産出する絹織物の模様として「しのぶもじずり」または「しのぶずり」と呼ばれたようです。