サルビアです。初夏から晩秋近くまで随分と花期の長い花です。
通常サルビアと言えば赤い花を思い浮かべますが、ブルーや紫の花のサルビアもあるようです。
子供の頃学校からの帰り道にサルビアの赤い花を摘んで奥の甘い蜜を吸ったりしたことを思い出します。
ジェレミー・ドロンフィールズの「飛蝗の農場」(「The Locust Farm」)を読みました。
「このミス」2003年度海外編第1位となった作品です。

どう説明してよいのかちょっと分からないのですが、一応サイコロジカル・ミステリーと言うのでしょう。かなり凝った構成で普通なら流れが掴みづらくなりそうなのですが、重厚なのに引き込まれるように読ませてしまいます。
ただし結末がよく分からないまま終わってしまう印象があって、それは作者の狙いであえて読者に解釈を任せているのかも知れませんが、なんとなく割り切れない感じがしました。
コスモスです。ようやく秋らしく風も涼やかになってきましたが、そんな季節に良く似合う花がコスモスです。原産地はメキシコだそうですが渡来当時に花弁の形が似ていることから秋桜(あきさくら)と呼ばれたようです。