もじずり

dscf03180004.jpgもじずりです。
ネジバナが正式名のようですが、もじずりのほうがこの花のゆかしさに合っているように思います。
百人一首にも取られている「みちのくの しのぶもぢずり 誰ゆゑに 乱れそめにし われならなくに」で知られている「もぢずり」がこの花のこととよく勘違いされるようです。
歌に読まれている「もぢずり」は忍草の葉を布帛に摺りつけて、もじれ乱れたような模様を染め出したもの。また、ねじれ 乱れたような模様のある石に布をあてて摺りこんで染めものともいい、。古来、陸奥国(福島県)信夫郡から産出する絹織物の模様として「しのぶもじずり」または「しのぶずり」と呼ばれたようです。

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