蔓桔梗

dscf02620001.jpg蔓桔梗です。薄紫の可憐な花です。葉も斑入りできれいです。
紫色の花から蔓桔梗と呼ばれますが、本当は蔓日日草といい、ヨーロッパでは「蔓日日草を身につけていると悪いものを寄せつけず、繁栄と幸福をもたらしてくれる」という言い伝えがあるそうです。

blacklist.jpg
サラ・パレツキーの最新作「ブラックリスト」を読みました。9.11後のアメリカでの対テロへの過剰な反応から成立した愛国者法と1950年代に吹き荒れたマッカーシズムとを題材にしています。

サラ・パレツキーのスタンスは愛国者法に批判的なものですが、最近の日本も組織的な犯罪を計画しただけで罪に問う「共謀罪」が国会に提出されたりして不安な雰囲気の時代です。
日本では「ブラックリスト」のような小説を書ける作家はいるでしょうか。

dscf02580001.jpg梨の花です。なかなか清楚で素敵な花です。
我が家の近所には果樹園の農家が多く梨畑があちらこちらにあります。周りを風除けのシートなどで覆われているところがほとんどでせっかくの花もなかなか見渡すことが出来ませんが、この写真の場所は比較的良く見ることが出来ました。
最近の栽培品種はほとんどが豊水か幸水のようです。
私の田舎も果樹栽培の盛んな町で、桃、梨に葡萄、それに洋梨が名産でした。
特に洋梨は全国的には山形のラ・フランスが有名ですがわが故郷のル・クルチェが最高だと思っています。
機会がありましたら是非一度召し上がってみて下さい。

さくら草

dscf02130005.jpgさくら草です。春の柔らかな日差しの中で可憐な花が似合います。
今日は昨日までの風も無く穏やかな良い天気です。こんな日はなにもしないでボーとしていたいような気分です。

celts
今、「ケルト」(Exploring the World of the CELTS)という本を読んでいます。ギリシャ・ローマ文化とともにもうひとつのヨーロッパの文化の古層となったハルシュッタット文化とラ・テーヌ文化の担い手であるケルトについて書かれたものです。
昔からケルトについて興味があり、以前ケルト展が開催された時に見たトルク(首飾りの一種)やブレスレットなどの金細工の素晴らしさに驚いたものでした。

dscf02530003.jpg満開の桜です。市川の真間川沿いの桜です。
写真は昨日朝早い時間に撮りましたのでまだお花見の人たちはいませんでしたが、穏やかな良いお天気でしたので午後から図書館へ行くためにもう一度通りかかった頃には大勢の人がお花見で散策していました。

dscf02550005.jpg
息子から「ダビンチコード」を借りて読みました。
評判になっていたミステリですが謎解きの面白さは確かにすごいと思いましたが、最後のパスワードは私にも解くことが出来ました。
davincicode
それと謎解き以外の人物表現部分などにもう少し深みがあればもっと良かったと思いましたが、それは無いものねだりでしょうか。

雪柳と木瓜

dscf02230001.jpg
雪柳と木瓜です。雪柳の白と木瓜の紅のコントラストがなかなか素敵です。
春は様々な花々が次から次と咲き乱れますのでちょっと目移りもしてしまいます。

dscf02390001.jpg
今日は長男の明治大学の卒業式が日本武道館であり夫婦で出席しました。
35年ほど前、同じ武道館で私自身も同じ大学を卒業したのですが、自分自身の卒業式のことはどういうわけかあまり覚えていません。卒業する本人よりも親のほうが感激するのかもしれません。
穏やかな天気にも恵まれとても良い雰囲気の卒業式でした。

沈丁花

dscf02120004.jpg沈丁花です。春の花のなかでも特に香りの強い花です。良い香りなのですがあまり近くで嗅ぐと強すぎてむせてしまいそうな感じです。

今日は春分の日、お彼岸の中日です。穏やかな春の一日でした。第1回の記念すべきWBC(ワールド・ベースボール・クラシック)で日本チームがキューバチームを破ってチャンピオンをなったゲームをどきどき、わくわくしながら観ていました。
素晴らしいゲームでの素晴らしい勝利でした。予選が始まった頃はそれほどの盛り上がりでもなかったのですが、アメリカ戦の誤審事件から急に盛り上がってきました。
色々あったけれどでも良かった。これで日本のペナントレースも人気回復となるでしょうか。

dscf02190001.jpg 梅です。白梅でしょうか、薄いピンクがかかっています。春の訪れを一番感じさせてくれる花です。

rokuro_haru
先日横浜そごう美術館で谷内六郎さんの没後25周年の「谷内六郎の軌跡 -その人と仕事-」という展覧会が開催されていたので行ってきました。
rokuro_natsu
  
  
谷内六郎さんが亡くなられた直後に新潮文庫から文庫本で谷内六郎展覧会「春」「夏」「秋」「冬・新年」「別巻・夢」は出版されそれを購入して読んで(観て)はいたのですが、どうしても原画で観てみたくなりました。
rokuro_aki
週刊誌の表紙用の原画ですので比較的小さなもので紙に水彩で描かれていましたが、観ていると懐かしいようなとても暖かい気分になれました。
rokuro_fuyu

カランコエ

dscf02030001.jpg
カランコエです。2年前に頂いたカランコエですが、昨年の冬に戸外に出したまま室内に入れ忘れて霜にやられほとんど枯れてしまい、わずかに根元に一部分だけが生き残りました。
その後気をつけて大事にしていたところ生き返り、今年またこのような花を咲かせてくれました。

昨日トリノオリンピックで荒川静香さんが見事金メダルを取ったフィギアスケートを観ましたが、本当にすばらしい演技でした。優雅さと品格がありながら華もあるビューティフルなフィギアスケートだったと思いました。
力を出し切れて結果の出た人も、結果の出なかった人も、精一杯の努力とチャレンジした姿を見せてくれた選手にありがとうと言いましょう。

水仙

dscf02010002.jpg水仙です。早咲きの種類のものは12月中から咲くものもあるようですが、今頃から咲き始める種類がが多いようです。
今年の冬は寒い冬でしたが水仙の花にようやく春の気配を感じさせられます。今日は24節気でいうと「雨水」にあたります。この時期は寒暖を交代で繰り返しながら徐々に春に近づいていきますが、時に冷たい雨の日があったりします。
つい冷たいいやな雨と思ってしまいがちですが、植物にとっては春を迎えるためのきっと大事な雨なのでしょう。

hardtime.jpg
サラ・パレツキーの「ハードタイム」を読みました。シカゴの女性探偵V・I・ウォーショースキーのシリーズ物の9作目です。毎作当たり外れの無い作家ですが、今回も単なる探偵小説というよりアメリカ社会の1断面を描いた秀作と思いました。

南天

dscf01880002.jpg南天です。冬の澄み切った蒼い空にもよく映え、また雪を被った姿もいいものです。実は咳止めの薬にもなります。葉も殺菌効果があって料理の飾りに使われたりするようです。無病息災を願う「南天の箸(はし)」と いうのもあります。
この間知ったのですが南天の幹(茎)は床柱として珍重され、金閣寺の茶室の床柱は有名なのだそうです。

このところライブドア事件で大騒ぎです。色々な意見がありますが、違法な行為についてはその責任を取らなければならないのは当然としても、彼らの暴走を止められなかった法そのもののや運用・監視体制等の不備の問題など冷静に考えて早急に対応すべきことが多いのではないかと思います。