
連翹です。これも春の花の代表の一つでしょうか。50年以上も前になってしまいますが、小学校1年生になって初めて登校した小学校の玄関の脇に連翹の鮮やかな黄色の色彩が印象に残っています。春の花にはモクセイ科の花が多いのですが連翹もその一つです。中国原産で花言葉は「集中力」だそうです。

映画は「雨に唄えば」です。サイレントからトーキーへ移行する時期のハリウッドを舞台にしたミュージカル映画ですが、ジーン・ケリーとドナルド・オコーナー、デビー・レイノルズのダンスと歌の楽しいことこの上なしです。タイトルとなっている雨の中のジーン・ケリーのダンス(雨に唄えば)も素晴らしいが、相棒役のドナルド・オコーナーのアクロバティックなダンスには驚愕です。それと悪役というか意地悪なサイレンス時代の大女優役リナを演じたジーン・ヘイゲンの演技が面白おかしく見事です。
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辛夷(こぶし)
辛夷(こぶし)です。春の代表的な花の一つです。桜より一足早く淡いピンクの花を咲かせます。子供の頃家の庭にあり、まだ残雪の残る頃咲き出すと、ようやく長い冬が終わって春が来たという気分になったものでした。木蓮の仲間ですが木蓮より清楚な感じがして辛夷の方が好きです。日本及び済州島が原産地のため学名もマグノリア・コブス(Magnolia kobus)と「コブシ」がそのまま英名・学名になっているそうです。

今週の映画は「ウェストサイド物語」です。ロバート・ワイズ監督が「ロミオとジュリエット」に題材を得て、ニューヨークのスラム街を舞台にしたミュージカルですが、当時そのダンスシーンは鮮烈でした。レナード・バーンスタインの音楽、トゥナイトを始めマリア、アメリカ、クールなど数々の曲も素晴らしい名曲です。ファッションも最近のルーズなストリートファッションと対照的なタイトなジャケット、パンツ、ネクタイでクールなファッションでした。
三椏(ミツマタ)
三椏(ミツマタ)の花です。楮(コウゾ)、雁皮(ガンピ)とともに3大和紙原料の一つです。特に紙幣の原料として使われていることを、真保裕一のミステリー「奪取」で知りました。偽札作りをテーマにしたユーモアもあるとても面白い小説です。その中で偽札作りのため三椏を栽培して漉いて紙幣用の用紙とするのですが、三椏は生長していくときに必ず枝が三又に分岐するのでミツマタと呼ばれるようになったとありました。初めて実物を見ましたが、まさにその通りに枝が全て三又になっています。それにとても特徴のある花を冬を越したこの季節に咲かせます。

映画は「エデンの東」です。ジョン・スタインベック原作でエリア・カザン監督で映画化されました。わずか3作を残して24歳で自動車事故で亡くなる若きジェームズ・ディーンが今でも新鮮です。そしてあの有名なテーマ曲もいつまでも記憶に残ります。
蝋梅

蝋梅(ロウバイ)です。蝋細工で出来た梅に似た花ということで蝋梅という名がついた花です。
開花時期も花の形も梅の花に似てはいますがまったく別な種類だそうです。香りも良く、花も半透明で蝋で出来ているかのような質感があってとても好きな花です。

映画は「スタンド・バイ・ミー」です。
スティーブン・キングの短編を映画化したものですが、鉄道事故に会った少年の事故死体を見に森の奥にまで出かけた4人の少年たちの小さな冒険旅行を通して、少年期の特異な友情、そして訣別の姿をノスタルジックに描いた作新です。
そして「When the night has come...」で始まるあの名曲も懐かしく、誰しも自身の少年期を思い出してほろ苦い気持ちになったりしてしまいますね。
福寿草
福寿草です。名前通り幸運を呼ぶ花としてお正月を飾ることが多い花ですが、地植えでは今頃の時期に花を咲かせるようです。花の少ないこの時期に梅の紅白と福寿草の黄色が鮮やかな対比で春の訪れを感じさせてくれますが、オレンジ色の福寿草というのもあるようです。
先月から始まった「午前十時映画祭」という催しがあり、かっての名画が毎週1本ずつ約1年間で50本上映されています。今週はオードリー・ヘップバーンの「昼下がりの情事」でした。ビリー・ワイルダー監督で「魅惑のワルツ」を効果的に使った楽しいコメディーでした。
オードリーはこの時28歳とのことですが、20歳前後としか見えないほど美しく愛らしいオードリーでした。今回が4回目でしたが、1回目から「ロミオとジュリエット」、「ある日どこかで」、そして先週はオードリーの「ローマの休日」でした。これからも楽しみな映画祭です。
紅梅

このところ天気が不安定で、冷たい雨や時に雪もちらつく毎日です。梅の花です。今年はそれでも平年よりも少し早いのでしょうか。
あまり暖かい陽気よりも寒さに耐えながら凛として香るような梅のほうが似合うような気がします。
先週からバンクーバー・オリンピックも始まって毎日応援ですが、今日はようやく男子500mスピードスケートで初メダルとなりました。
モーグルの上村愛子さんも残念ながらメダルに後一歩届かず、頑張ってもなかなか結果が出ないような雰囲気でしたので、これで少しほっとといったところでしょうか。

本は小川洋子さんの「寡黙な死骸 みだらな弔い」です。短編集なのですが、それぞれが独立していながら他の短編と繋がりがある話となっていて、全体として一つの作品としてまとまったものになるような構成で書かれています。
タイトル通りに死や弔いに関連しての話なのですが、また同時にそれが生について描かれているように感じられます。
キルサンタス
キルサンタスという花です。最初水仙の一種かなと思ったのですが、名前がわかりません。ネットで調べたらようやくキルサンタスという名がわかりました。南アフリカ原産のヒガンバナ科の花だそうです。トランペット状に突き出したピンクのかわいい花ですね。ヒガンバナ科なのでやはり水仙とは多少近い仲間なのかも知れません。

本のほうは「星に降る雪/修道院」、池澤夏樹さんの3年ほど前の作品です。池澤夏樹さんも好きになった作家の一人で、最近時々読んでいます。この作品は中篇2編からなっていますが、静謐で透明感のある良い小説でした。
池澤夏樹さんといえばお父さんも作家であった福永武彦さんですが、随分昔に「加田伶太郎」の名で書いたミステリーを読んだことがありました。
送別会
12月25日金曜日、約38年間の会社人生に終止符を打ちました。大学を卒業して入った会社はまだ設立したばかりのジーンズアパレルの会社でした。若い会社でかなりハチャメチャなところもありましたが、面白い会社でした。入社数年後についたコンピュータシステムの仕事がその後の仕事となりました。

その会社も業績不振から会社整理となり、その後IT関連の会社に入ってこの間まで大手のIT会社へBP社員として仕事をしてきましたが、そこでの業務も終了しての送別会でした。
今までの会社人生の中で多くの同僚や部下を退社や異動で送ってきましたが、私自身は一度も送別会で送られたことが無く、始めて送られる経験となりました。私のために同僚や上役の方も何人も出席して頂いて最後に花束まで贈られ、仕事を終えることは残念なものの、本当にうれしく感謝でした。
人と人との繋がりはその時々様々ではあるでしょうが、何らかの縁があってのことなのでしょうし、大切にしていきたいと思います。
冬桜
冬桜です。春の桜は豪華絢爛に咲き誇るイメージですが、1本だけで咲いていたせいもありますが、冬桜は凛として孤高のイメージがあります。もう20年ほど前になりますが、まだ幼稚園の子供たちを連れて家族みんなで冬の鎌倉へ出かけたことがありました。鶴岡八幡宮から鎌倉宮、瑞泉寺へと足を運んだのですが、それまで冬に咲く桜があるなんて知らずにいたので、瑞泉寺で初めて冬桜を見て感激したことを思い出します。

高村薫さんの「新リア王」を読みました。「晴子情歌」に続く三部作の2作目の作品です。すでに完結編となる「太陽を曳く馬」も出版されましたが、いずれも上下2巻400ページにもなる大作で、「新リア王」は代議士の父と禅僧の息子の政治と宗教の話のやり取りが執拗なほど濃密に細部にわたって描写されるいつもの高村調とでもいう小説です。

宗教用語や哲学的な内容も多く読みやすいわけではないのですが、ついつい読み進めてしまうところが不思議です。完結作の「太陽を曳く馬」も楽しみにしています。
アブチロン
アブチロンです。近年良く見かけるようになった花です。釣鐘型のかわいい花ですが、6月頃から咲き出してかなり寒くなったこの頃でもまだ見かけるほど花期の長い花です。
和名は浮釣木というそうで、花の特徴をうまく表わしたしゃれた名前ですね。

本の方は最近読んだ北村薫さんのミステリーで、ともにシリーズ物となっている「玻璃の天」と「朝霧」です。
「玻璃の天」の方は昭和初期を舞台にした学習院に通う令嬢・花村英子とその運転手・別宮みつ子、才色兼備で武道にも秀でたスーパーウーマン〈ベッキーさん〉が活躍するシリーズです。また「朝霧」の方はデビュー作の「空飛ぶ馬」以来の名コンビ、語り手《私》と噺家の春桜亭円紫師匠が登場するシリーズの現在のところ最新作です。

北村薫さんはデビュー当時は確か覆面ミステリー作家というか、顔を明かされなかったので、主人公がほとんど女性でしかも文体も女性的な繊細で上品な作風ということもあり、きっと女流作家なんだろうなと思っていました。その後どんな方なのか知るようになりましたが、いつも外れの無い質の高いミステリー作品を続けている出されていることはとても嬉しいことです。