
このところ天気が不安定で、冷たい雨や時に雪もちらつく毎日です。梅の花です。今年はそれでも平年よりも少し早いのでしょうか。
あまり暖かい陽気よりも寒さに耐えながら凛として香るような梅のほうが似合うような気がします。
先週からバンクーバー・オリンピックも始まって毎日応援ですが、今日はようやく男子500mスピードスケートで初メダルとなりました。
モーグルの上村愛子さんも残念ながらメダルに後一歩届かず、頑張ってもなかなか結果が出ないような雰囲気でしたので、これで少しほっとといったところでしょうか。

本は小川洋子さんの「寡黙な死骸 みだらな弔い」です。短編集なのですが、それぞれが独立していながら他の短編と繋がりがある話となっていて、全体として一つの作品としてまとまったものになるような構成で書かれています。
タイトル通りに死や弔いに関連しての話なのですが、また同時にそれが生について描かれているように感じられます。