立葵(たちあおい」)です。
「葵」というと京都で毎年5月15日に行われる葵祭りの「葵」や江戸徳川家の紋所の「葵」の御紋が思い出されますが、そちらの「葵」はこの立葵ではなく双葉葵という全く別な種類の植物です。
立葵のほうは別名「梅雨葵」とも呼ばれるようで、ちょうど梅雨のいまどき紫陽花とともによく見かける花です。

今日は休暇をとりのんびりとしています。そこで随分と懐かしいレコードを引っ張り出して聴いています。マリア・クレウーザの「リオの黒バラ」です。
たぶんご存知の方はそれほどは多くないと思いますが、70年代後半から80年代に 日本でも大きく紹介されて大活躍していたブラジルの歌手です。
ブラジルの音楽といえば世界的にサンバやボサ・ノヴァが知られていますが、マリア・クレウーザはもちろんサンバ、ボサ・ノヴァも歌うのですが、それよりもカンソンの歌い手としてすばらしいボーカルを聞かせてくれます。
カンソンというのはいってみればシャンソンのラテン版とでも言えそうな、語りに近いしっとりとした感じの歌です。マリア・クレウーザ自身は今でも活躍をしているようでインターネットで最近の話題が乗っていました。
年別アーカイブ: 2008年
ユッカ

ユッカです。リュウゼツランの仲間です。先日江ノ島に出かけた時に見かけたものです。
原産地は北アメリカ、中央アメリカ、カリブ海の島々です。観葉植物として室内で観賞用としてよく見かけます。
「青年の木」とも呼ばれます。これほど大きな花をつけているのは戸外での地植えだからなのでしょうが、それにしてもずいぶん立派な花です。
須賀敦子さんの全集第2巻と第3巻です。
須賀さんの全集を他の本と並行しながら少しずつ読んでいます。
第3巻の「ユルスナールの靴」というエッセイの中で、須賀さんは自身の歩んでこられた人生について「きっちり足にあった靴さえあれば自分はどこまでも歩いていけるはずだ。」といっています。
合った靴を見つけることは簡単ではないのでしょうが、そのような人生を歩めたら幸せなことだろうなと思いました。
振り返って自分自身は今までどんな靴で自分の人生を歩んできたのだろうと考えさせられました。
江ノ島・鎌倉
先日、土曜日に江ノ島・鎌倉に行ってきました。
妻の姉夫婦が金曜日に後楽園ドームの巨人戦の観戦に柏崎から出て来て、翌日一緒に出かけました。

良いお天気に恵まれて、江ノ島神社にお参りした後、参道のお店で昼食をとりました。

この季節の名物の生しらすをいただきましたが、さすがにおいしかったですね。
昼食後は江ノ電で鎌倉まで移動して北鎌倉の円覚寺をゆっくり散策して、東慶寺の脇にあるお店でコーヒーとケーキをいただきました。

東京駅まで姉夫婦を送って、半日のちょっとしたお出かけとなりました。
ブラシの木
ブラシの木です。オーストラリア原産ですが最近は時々見かけます。名前通りの特徴のある形の花ですが、身のつき方も変わっていて、丸く枝にずらっとついて並び、翌年の花はその上部に咲き、身は次々と何年も残ります。
花のあとにつける実は、その後もずっと大きくなり続け7~8年は枝についていて発芽能力も持ち続けるそうです。
この木は乾燥地が原産地のため、極端な乾燥や山火事のときにバァーンと実が開いて中の細かい種子が風に飛び、散布されるという仕組みになっています。
山火事でまっさらな土地になったところにすばやく芽を出して、その土地一番の優先種になるのが目的らしく、植物も動物と変わらず生存競争の中で進化しているのですね。

T.Jefferson.Parkerの「カルフォルニアガール」を読みました。60年代のカルフォルニアを舞台にして、兄弟の絆、家族の崩壊、男女の愛憎を情感豊かに描き出しています。以前読んだ「サイレントジョー」も良い作品でしたが、この作品も心に残る小説でした。
ガレ

ガレとジャポニスム展にいってきました。サントリー美術館が六本木の東京ミッドタウンに移っての1周年記念展です。

ガレといえばアール・ヌーヴォー期を代表する工芸作家ですが、ジャポニスムと言われるほど日本の美の影響を受けているせいもあるのか、ガレの作品は日本人に大変好まれ、多くの作品が日本にあるようです。

蜻蛉をモチーフにした作品などとても日本的なモチーフの作品が多くあります。
もう20年ほど前になりますが、子供たちを連れて野辺山へ行った時、電波望遠鏡の見学の後で清里に寄って、北沢美術館でガレの作品に触れたのが、初めてのガレとの出会いでした。
卒業式
プリムラ
プリムラです。サクラソウの仲間です。「Primos(最初)」が語源だそうです。早春、他の花に先駆けて咲くことから付いた名前のようです。このところ暖かい日が続いていましたが、今日は雨も降って寒く、冬に一時逆戻りです。 
ヴィック・ディケンソンの「ShowCase」です。スウィングJAZZからモダンJAZZへの過渡期にあたる頃のかなり古い時代のJAZZですが、実に楽しい演奏で、次々と取るアドリブ・ソロも素晴らしく、うれしい気分になってきます。レコードジャケットもちょっとかわいらしいですね。
葉牡丹
葉牡丹です。ヨーロッパ原産ですが、江戸時代(17世紀)に渡来し、重なり合った葉が牡丹の花のように美しいことから「葉牡丹」と名づけられました。当初は「牡丹菜(ぼたんな)」の名前だったそうで、その頃から日本の正月飾りとして親しまれています。このところホームページやブログのシステムバージョンアップや携帯電話対応が出来ないかと、テストを繰り返したりで時間が取れず、肝心のブログの中身の更新が疎かになってしまっていました。ようやくバージョンアップも完了し、携帯電話対応のほうも何とかで出来そうな目処が立ち、ちょっと一段落です。必要なモジュールがインストールされていなかったため、うまく動かず何日もテストを繰り返し、WEBで情報を探したりでだいぶ苦労しましたが、解決出来たときのうれしさは格別ですね。

おかげで読書のほうはあまりできませんでしたが、昨年暮れに季節に合わせて読もうと思った「ジェフリー・ディーヴァー」の短編集「クリスマス・プレゼント」をようやく読み終えました。長編は「リンカーン・ライム」シリーズを始めとして、定評のあるディーヴァーですが、短編でも又別な味のある巧者振りです。当にクリスマスは過ぎて、多少間の抜けた感じですが、とても楽しめました。
湯島天神の梅
湯島天神の梅です。明治大学の社会人講座を受講した後、梅を見るにはちょっと季節は早いとは思いましたが湯島天神へ寄ってみました。

確か来週は大学入試センター試験です。そのせいでしょうか冷たい雨にもかかわらず、受験生の親子が多数、願掛けと絵馬の奉納に来ていました。

皆真剣にお祈りと絵馬を奉納している姿はついこの数年前の息子たちのことを思い浮かべてしまいした。

梅はさすがのまだ蕾が膨らみかけたところでしたが、今年は暖冬気味とはいえこの時期にたった1本だけ早咲きの花を咲かせていました。


